「12のイノベーション・ウェーブ」全記事まとめ読みガイド
- 本間 充/マーケティングサイエンスラボ所長

- 1月14日
- 読了時間: 6分
12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) シリーズの全記事をまとめた目次ページです。 本シリーズでは、産業革命ごとのテクノロジーの進化が、マーケティング、コミュニケーション、広告、そして印刷技術にどのような変革をもたらしたのかを多角的に解説しています。
公開日順・テーマ別に整理しましたので、興味のある分野から、あるいは歴史の流れに沿って順にご覧ください。
1. マーケティングと市場の進化
重化学工業による大量生産から、インターネットによる「個」への回帰、そしてAI時代のデータドリブン・マーケティングまで。テクノロジーがいかに市場の構造と消費者の行動を変えてきたかを俯瞰するシリーズです。

2. ビジネス・コミュニケーションの変遷
蒸気機関による「物理的な距離」の克服から、マスメディアによる一方通行の伝達、デジタルによる双方向性、そしてAIによる自動化・最適化へ。ビジネスにおける「伝える力」の歴史的変化を追います。

3. 広告クリエイティブとメディアの興亡
鉄道のポスターから始まり、ラジオ、テレビという「マス」の全盛期を経て、スマホとAIによる「超パーソナライズ」された現代広告へ。メディア技術の進化と広告表現の歴史を紐解きます。
【第1次産業革命】「距離」との戦いが生んだビジネスの胎動-12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves):機械化と動力の変革時代のコミュニケーション
【第2次産業革命】「マスの誕生」と広告・通信の夜明け-12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves):重化学工業とエネルギーの変革時代のコミュニケーション
【第3次産業革命】デジタルが壁を壊し、世界をつなぐ-12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves):情報技術と自動化の変革時代のコミュニケーション
【第4次産業革命】「常時接続」とAIが描く未来-12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves):データと知能の変革時代のコミュニケーション
【第4次産業革命】「常時接続」とAIが描く未来-12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves):データと知能の変革時代のコミュニケーション
【未来予測】AI時代の先、私たちが「伝える」べきこと-12のイノベーション・ウェーブ(The 12 Innovation Waves)に学ぶ、AI時代の先のコミュニケーションとは

4. 印刷技術と情報の革命
ニュースを商品化した高速輪転機から、色彩を与えた化学、DTPによる制作の民主化、そしてWeb連携によるオンデマンド印刷へ。印刷技術が切り拓いた情報の産業革命と、紙メディアの未来を提言します。
蒸気機関が変えたのは移動手段だけじゃない?12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) が解き明かす「ニュースの商品化」と印刷の産業革命
モノクロの世界に「色」がついた!12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) が語る、ポスターとパッケージの黄金時代
Macが印刷工場を机の上に持ってきた!12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) で振り返る、ITと自動化の激動期
在庫はいらない、必要なのはデータだけ。12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) が描く「WebとAI」時代の印刷革命
AIが生成し、紙が証明する。12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) に学ぶ、これからのマーケティングと印刷の役割

5.メディアと「伝える力」の全歴史:12のイノベーション・ウェーブまとめ
この連載のまとめのシーリーズでは、テクノロジーの進化がいかにしてメディアの形を変え、人々の消費行動を規定してきたかを「12のイノベーション・ウェーブ」の視点から解き明かします。蒸気機関からAIに至るまで、メディアビジネスの興亡を描いた壮大なクロニクルです。
1. 情報の産業化とアテンションの誕生(第1次:蒸気・鉄道)
メディアの歴史は、蒸気機関による「情報の同期」から始まりました。『タイムズ』紙の高速印刷はニュースを商品化し、鉄道と電信は市場を全国へと拡大させました。特筆すべきは「ペニープレス」の発明です。安価で新聞を売り、大衆の注目(アテンション)を集めて広告主に売るビジネスモデルは、現代まで続く「アテンション・エコノミー」の原型となりました。
2. マスメディアの黄金時代と受動的消費(第2次:電力・放送)
化学と電力が、メディアに「色」と「音」を与えました。ポスターやパッケージの色彩は消費者の欲望を喚起し、ラジオとテレビは「放送」という一方通行の巨大メディアを生み出しました。数千万人が同時に同じCMを見るテレビの時代、消費者は受動的に情報を浴びる存在となり、企業は巨額の広告費で「マスの認知」を獲得する黄金時代を築きました。
3. デジタルの反乱と「個」の復権(第3次:PC・ネット)
コンピュータとインターネットの登場は、マスメディアの支配を解体(アンバンドリング)しました。ケーブルTVやVCRは時間の束縛をなくし、Webと検索エンジンは情報をバラバラにして「個」が選び取る時代をもたらしました。物理的な棚の制約がない「ロングテール」経済や、個人が発信するCGMの台頭により、メディアの主導権は送り手から受け手へと劇的にシフトしました。
4. スクリーンの消失と「意図」の経済(第4次:AI・IoT)
そして現在、モバイルによる常時接続はアテンション争奪戦を極限まで加速させましたが、次なるAIとIoTの波はメディアそのものを「透明化」させようとしています。AIエージェントが人間に代わって情報を探し、予約を行う「代理消費」の時代(インテンション・エコノミー)では、私たちはスクリーン上の広告を見る必要がなくなります。「Zero UI」の世界において、メディアは消費する対象から、生活を支えるインフラへと姿を変えていくのです。
メディアの夜明け:12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) が解き明かす「情報の工業化」と新聞の革命
大衆の心を掴め:12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) が描く「マスメディア」の黄金時代
個人の反乱:12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) が予見した「デジタル・アンバンドリング」と検索経済
スクリーンの消失:12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) が示す「アテンション」から「インテンション(意図)」への転換
人間への回帰:12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) に学ぶ、AI時代のメディア生存戦略



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