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「12のイノベーション・ウェーブ」全記事まとめ読みガイド

12のイノベーション・ウェーブ (The 12 Innovation Waves) シリーズの全記事をまとめた目次ページです。 本シリーズでは、産業革命ごとのテクノロジーの進化が、マーケティング、コミュニケーション、広告、そして印刷技術にどのような変革をもたらしたのかを多角的に解説しています。


公開日順・テーマ別に整理しましたので、興味のある分野から、あるいは歴史の流れに沿って順にご覧ください。


1. マーケティングと市場の進化


重化学工業による大量生産から、インターネットによる「個」への回帰、そしてAI時代のデータドリブン・マーケティングまで。テクノロジーがいかに市場の構造と消費者の行動を変えてきたかを俯瞰するシリーズです。


こんなコンピューターの時代もあったのですよ。私の大学生時代に
こんなコンピューターの時代もあったのですよ。私の大学生時代に

2. ビジネス・コミュニケーションの変遷

蒸気機関による「物理的な距離」の克服から、マスメディアによる一方通行の伝達、デジタルによる双方向性、そしてAIによる自動化・最適化へ。ビジネスにおける「伝える力」の歴史的変化を追います。


雑誌を路上で売る風景は、確かに見なくなりましたね。
雑誌を路上で売る風景は、確かに見なくなりましたね。

3. 広告クリエイティブとメディアの興亡

鉄道のポスターから始まり、ラジオ、テレビという「マス」の全盛期を経て、スマホとAIによる「超パーソナライズ」された現代広告へ。メディア技術の進化と広告表現の歴史を紐解きます。


インターネットの登場とインターネットの検索登場は、マーケティングを変化させた
インターネットの登場とインターネットの検索登場は、マーケティングを変化させた

4. 印刷技術と情報の革命

ニュースを商品化した高速輪転機から、色彩を与えた化学、DTPによる制作の民主化、そしてWeb連携によるオンデマンド印刷へ。印刷技術が切り拓いた情報の産業革命と、紙メディアの未来を提言します。



イノベーションは起きても、人は人とコミュニケーションすることに変わりはない
イノベーションは起きても、人は人とコミュニケーションすることに変わりはない

5.メディアと「伝える力」の全歴史:12のイノベーション・ウェーブまとめ

この連載のまとめのシーリーズでは、テクノロジーの進化がいかにしてメディアの形を変え、人々の消費行動を規定してきたかを「12のイノベーション・ウェーブ」の視点から解き明かします。蒸気機関からAIに至るまで、メディアビジネスの興亡を描いた壮大なクロニクルです。

1. 情報の産業化とアテンションの誕生(第1次:蒸気・鉄道)

メディアの歴史は、蒸気機関による「情報の同期」から始まりました。『タイムズ』紙の高速印刷はニュースを商品化し、鉄道と電信は市場を全国へと拡大させました。特筆すべきは「ペニープレス」の発明です。安価で新聞を売り、大衆の注目(アテンション)を集めて広告主に売るビジネスモデルは、現代まで続く「アテンション・エコノミー」の原型となりました。

2. マスメディアの黄金時代と受動的消費(第2次:電力・放送)

化学と電力が、メディアに「色」と「音」を与えました。ポスターやパッケージの色彩は消費者の欲望を喚起し、ラジオとテレビは「放送」という一方通行の巨大メディアを生み出しました。数千万人が同時に同じCMを見るテレビの時代、消費者は受動的に情報を浴びる存在となり、企業は巨額の広告費で「マスの認知」を獲得する黄金時代を築きました。

3. デジタルの反乱と「個」の復権(第3次:PC・ネット)

コンピュータとインターネットの登場は、マスメディアの支配を解体(アンバンドリング)しました。ケーブルTVやVCRは時間の束縛をなくし、Webと検索エンジンは情報をバラバラにして「個」が選び取る時代をもたらしました。物理的な棚の制約がない「ロングテール」経済や、個人が発信するCGMの台頭により、メディアの主導権は送り手から受け手へと劇的にシフトしました。

4. スクリーンの消失と「意図」の経済(第4次:AI・IoT)

そして現在、モバイルによる常時接続はアテンション争奪戦を極限まで加速させましたが、次なるAIとIoTの波はメディアそのものを「透明化」させようとしています。AIエージェントが人間に代わって情報を探し、予約を行う「代理消費」の時代(インテンション・エコノミー)では、私たちはスクリーン上の広告を見る必要がなくなります。「Zero UI」の世界において、メディアは消費する対象から、生活を支えるインフラへと姿を変えていくのです。


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