【2026年版】30秒12億円の衝撃!NFLを知らなくても絶対ハマる「スーパーボウル広告」完全ガイド
- 本間 充/マーケティングサイエンスラボ所長

- 22 時間前
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「アメリカの祭典」といえば何を思い浮かべますか?アカデミー賞、グラミー賞……それらをも凌駕する圧倒的な視聴率を叩き出すのが、アメリカンフットボールのプロリーグNFLの決勝戦、「スーパーボウル」です。
しかし、アメリカ人の約半数は「試合そのもの」よりも「ハーフタイムショー」や「コマーシャル(CM)」を楽しみにテレビの前に座ると言われています。2026年2月8日に開催される第60回スーパーボウル(Super Bowl LX)に向けて、今年も驚愕の広告バトルが幕を開けました。
今回は、「スーパーボウル広告」を軸に、今年の見どころを余すことなくお伝えします。
1. そもそも「スーパーボウル広告」はなぜ特別なのか?
スーパーボウルは、単なるスポーツの試合ではありません。全米で1億人以上が同時に視聴し、その翌日のオフィスや学校では「どのCMが一番面白かったか」が最大のトピックになります。
企業にとって、スーパーボウルで広告を流すことは「一流企業の証」であり、一種のステータス。そのため、各社は1年以上の歳月と、映画1本分に匹敵する予算を投じて、渾身の30秒を作り上げます。
2026年の衝撃:30秒で12億円
今年の放送局はNBC。気になる30秒枠の放映価格は、約700万ドル〜800万ドルに達しています。
8,000,000 US$ × 150円 = 1,200,000,000円
日本円にして約10億5,000万円〜12億円。これは「放映権料」のみの価格です。ここに豪華タレントの出演料や、ハリウッド映画級の制作費が加わるため、企業はたった30秒のために20億円以上の巨額資金を投じることになります。
2. 2026年の広告トレンド:Z世代とクリエイター経済
2026年のスーパーボウル広告には、明確な変化が見られます。それは、これまでの「ハリウッド大物俳優」頼みから、「Z世代のアイコン」や「トップクリエイター」へのシフトです。
流行の最先端、サブリナ・カーペンターの起用
現在、世界中のチャートを席巻しているポップスター、サブリナ・カーペンターがプリングルズ(Pringles)の広告に登場します。彼女のヒット曲『Espresso』のイメージを彷彿とさせるスタイリッシュなティーザーは、公開直後からSNSで爆発的な拡散を見せています。
YouTubeの王、MrBeastがテレビ広告をハック
世界最高のチャンネル登録者数を誇るYouTuber、MrBeast(ミスター・ビースト)がSalesforce(セールスフォース)とコラボレーションします。
「テレビを見ない層」を取り込むために、テレビ広告の中でデジタルな仕掛け(視聴者に100万ドルが当たるチャンスなど)を用意する手法は、今年の大きなトレンドとなっています。
3. 【現在公開中】絶対に見るべき話題のティーザー広告
本番の試合を前に、多くの企業が「ティーザー(予告編)」をYouTubeで公開しています。今のうちにチェックしておくべき注目作を紹介します。
① Pringles(プリングルズ)× サブリナ・カーペンター
見どころ: サブリナがチップスを一枚ずつ手に取り、恋の行方を占うような「可愛らしさ」と「毒」が混ざった演出。
② Salesforce × MrBeast
見どころ: 「なぜ僕がスーパーボウルのCMに出るのか?」と語りかけるミスター・ビースト。単なる宣伝を超えた、視聴者参加型のエンターテインメントを予告。
③ Bud Light(バド・ライト)
見どころ: ポスト・マローン、ペイトン・マニングといった超豪華メンバーが、リンプ・ビズキットの曲に乗せてドライブする、アメリカらしさ全開のコメディ。
4. NFLを知らなくても楽しめる!スーパーボウル広告の「見方」
「アメリカンフットボールのルールがわからないから、見ても楽しめないかも……」という心配は無用です。スーパーボウル広告を楽しむための3つのポイントを紹介します。
ストーリー性重視
たった30秒ですが、起承転結がしっかりしたショートフィルムのような作品ばかりです。泣けるものから、お腹を抱えて笑えるものまで、言葉の壁を越えるクリエイティビティが詰まっています。
「あの有名人」の無駄遣い
普段は絶対にCMに出ないような大物俳優や、引退した伝説のスポーツ選手が、信じられないほどシュールな役柄で登場します。
最新技術のデモンストレーション
今年はOpenAIなどのAI企業も出稿を予定しており、最新のテクノロジーが私たちの生活をどう変えるのか、近未来を覗き見ることができます。
5. まとめ:2月8日は「広告の祭典」をオンラインでチェック!
2026年のスーパーボウル広告は、伝統的なブランドの「安心感」と、デジタルスターによる「革新性」が融合した、歴史的な年になりそうです。
もしあなたがクリエイティブな仕事に携わっているなら、あるいは単に「今、世界で何が流行っているのか」を知りたいなら、この12億円の30秒たちを見逃す手はありません。
当日は、NBCの放送だけでなく、各企業の公式YouTubeチャンネルでもフルバージョンが一斉に公開されます。「スーパーボウル広告」というキーワードで検索して、あなたのお気に入りの一本を見つけてみてください。

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