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【脱・退屈なグラフ】Gemini 3.0の実力検証!「カツレツ」支出データを一瞬で可愛いインフォグラフィックスにする方法

みなさん、日々の業務や学習で「生成AI」を使っていますか? 文章を書かせたり、要約させたりするのは便利ですが、「もっとクリエイティブなことに使いたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

私は最近、Googleの生成AI「Gemini(ジェミニ)」を相棒にしています 。特に最新のモデル(Gemini 3.0など)になってから、できることの幅が劇的に広がりました 。


そこで今回は、「数字のデータはあるけれど、どう見せたらいいかわからない…」という方に向けて、生成AIを使ってデータ分析からグラフ作成、そして見る人を惹きつける「インフォグラフィックス」までを一気に行う方法をご紹介します 。


Excelの複雑な操作は一切なし。「AIにお願いするだけ」の魔法のような手順をご覧ください。


1. そもそも「インフォグラフィックス」って?


「グラフ」はよく聞きますが、「インフォグラフィックス」という言葉は耳慣れないかもしれません。

  • グラフ: 数値を可視化したもの(棒グラフや折れ線グラフなど)。正確ですが、少し無機質になりがちです。


  • インフォグラフィックス: 情報(インフォメーション)と視覚表現(グラフィックス)を組み合わせたもの。イラストや図解を使って、「直感的に」「楽しく」情報を伝える手法です 。


今回は、ただのグラフを、小学生が見ても「面白い!」と感じるインフォグラフィックスに進化させてみます。


2. 今回使うデータ:「カツレツ」への愛はどっちが強い?



「東京と大阪、どっちがカツレツにお金を使っているの?」という素朴な疑問を、AIと一緒に解き明かしてみましょう。 ※実際のCSVデータは、上記のサイトからダウンロードできます 。


3. 手順は簡単!AIに「お願い」するだけ

生成AIでの分析に、難しいプログラミングや表計算ソフトの関数は必要ありません。ダウンロードしたCSVファイルをAIの画面にドラッグ&ドロップして、まるで人間に頼むように話しかけるだけです 。


ステップ①:まずは普通のグラフを作ってみる

まずはデータを読み込ませて、こう入力します。

「添付のデータは、東京と大阪のカツレツの家系支出のデータです。折れ線グラフにしてもらえますか。」 

たったこれだけ 。すると…


東京と大阪のカツレツの家系支出
東京と大阪のカツレツの家系支出

一瞬でグラフが出来上がりました 。 でも、期間が長すぎて少し見づらいですね。そこで、期間を絞って棒グラフに直してもらいましょう。


「では、2019年から2024年ついて、データと、年ごとの合計して、東京、大阪の支出金額を棒グラフにしてください。」 
2019年から2024年
2019年から2024年

これだけで、スッキリと見やすい比較グラフになりました 。 ExcelやGoogleスプレッドシートでこれをやろうとすると、範囲選択をして、集計し直して…と手間がかかりますが、AIなら言葉で指示するだけで修正してくれます 。これだけでも十分便利ですよね。


4. ここからが本番!「インフォグラフィックス」へ進化

先ほどの棒グラフ、正確で分かりやすいですが、もしこれを「小学生に見せる」としたらどうでしょうか? きっと、すぐに飽きてしまいますよね 。数字が並んでいるだけで、「勉強だ」と身構えてしまうかもしれません。


そこで、AIに無茶ぶり(?)をしてみます。

「カツレツをモチーフにした、小学生が興味を覚える、棒グラフに変更できますか?」 

「カツレツをモチーフに」なんて、普通のソフトではできない注文です。しかし、生成AIが出してきた答えがこちら!


カツレツをモチーフにした、小学生が興味を覚える、棒グラフ
カツレツをモチーフにした、小学生が興味を覚える、棒グラフ

いかがでしょうか? 無機質だった棒グラフが、**「カツレツの積み上げグラフ」**に変身しました!


  • 視覚的な楽しさ

    • 高さが「カツの枚数」で表現されていて直感的。

  • 親しみやすさ

    • 可愛いキャラクターが登場し、「東京と大阪のカツレツだいすき!えんグラフ(※AIのご愛嬌で円グラフと書いてありますが棒グラフです)」というタイトルまでついています。

  • 伝わりやすさ

    • これなら、子供たちも「2023年は東京の方がたくさん食べてる!」と興味を持ってくれそうですよね。


5. まとめ:AIは「作業ツール」から「創造のパートナー」へ

正直、今の生成AIがここまでできるとは驚きです 。 単にデータを処理するだけでなく、「誰に伝えたいか」「どんな風に楽しませたいか」という意図を汲み取って、デザインまで提案してくれるのです。


Excelとにらめっこして時間を費やすよりも、AIというパートナーに「こんな風にしたいな」とアイディアを投げてみる。そうすることで、仕事の効率はもちろん、アウトプットの質も「楽しさ」も大きく変わってきます 。


ぜひみなさんも、お手持ちのデータを使って、AIとの「デザイン制作」を楽しんでみてください!

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