top of page
MSL

AIは敵か、味方か? 印刷業界の未来を切り拓く、SOPTECとうほく2025特別セミナー「AIによる印刷事業に起こる変化と事業改革」のご案内


「AI(人工知能)が世の中を大きく変える」。 毎日のようにニュースで耳にするこの言葉に、期待と同時に漠然とした不安を感じている印刷業界の方も多いのではないでしょうか。「自社の事業にどう関係するのか?」「何から手をつければいいのか分からない…」。

そんな皆様の疑問や不安を解消し、未来への羅針盤となる特別セミナーが、7月17日(木)・18日(金)に仙台で開催される「SOPTECとうほく2025」のプログラムとして開催されます 。


「イノベーションで描く印刷業の未来」をテーマに掲げる本イベントで、特に注目いただきたいのが、私が登壇するこちらのセミナーです 。

SOPTECとうほく2025
SOPTECとうほく2025

SOPTECとうほく2025セミナーのご案内】

  • 日時: 7月18日(金) 12:15~13:30


  • 会場: A会場(定員90名)


  • タイトル: AIによる印刷事業に起こる変化と事業改革 ~AIのビジネス活用元年2025年に考えるべきこと~


  • 概要: AIって実際どう使えるの? という疑問にお答えする実践的セミナーです。まずは簡単なAI体験から始めて、印刷業務での活用法、マーケティングでの使い方、さらには経営での活用まで、段階的に理解を深めていきます。難しい用語は使わず、明日から使える具体的なAI活用方法をわかりやすくご紹介します。



AIは、もはや専門家だけのものではありません


「AI」と聞くと、何か特別な知識や技術が必要だと感じてしまうかもしれません。しかし、本セミナーではまず、そのイメージを覆すことから始めます。

今やAIは、皆様がお持ちのスマートフォンで誰でも手軽に利用できる時代です 。本セミナーでは、ChatGPTやGoogle Geminiといった身近なAIツールに実際に触れていただきながら、「良いプロンプト(指示文)」と「悪いプロンプト」の違いを体験していただきます 。これにより、AIとの上手な付き合い方の第一歩を掴んでいただけます。


さらに、米国のファッション通販サイト「Stitch Fix」の事例をご紹介します 。彼らはAIを活用して、顧客一人ひとりの好みや体型に合わせた洋服を提案することで、売上を4年で88%も増加させました 。これは、AIが単なる業務効率化ツールではなく、顧客体験を劇的に向上させ、ビジネスの根幹を強くする力を持っていることの証明です。



AIの真価は「データ分析」にあり!印刷事業のあらゆる場面で活躍


テキストや画像の生成で注目を集めるAIですが、その真の力は「データ分析」にあります 。専門的な知識がなくても、自然な言葉で指示するだけで、膨大なデータからビジネスのヒント(インサイト)を見つけ出してくれるのです 。


セミナーでは、小学生のお小遣い帳をAIに分析させるデモンストレーションを行います 。この簡単な例を通して、AIがいかに素早く、的確にデータを可視化し、問題点や傾向を洗い出すかをご覧いただきます 。


この能力は、印刷会社の事業に革命をもたらす可能性を秘めています。

  • 営業・マーケティング: 顧客データから優良見込み客を発見し、コンバージョン率を向上させる 。


  • 生産管理: 過去の販売データから需要を予測し、生産スケジュールを最適化して廃棄ロスを削減する 。


  • 品質管理: 画像データをAIが解析し、一貫した高品質を保ちながらエラーを削減する 。


  • 予知保全: 機械のセンサーデータから故障の兆候を事前に察知し、ダウンタイムを最小限に抑える 。


これらのように、AIは事業のあらゆる場面で「強力な参謀」となり得るのです。


パーソナライズド・マーケティング時代の到来と、印刷物の新たな価値


AIがもたらす最大のマーケティングの変化は、「パーソナライゼーション」です 。不特定多数に向けたマス・マーケティングから、顧客一人ひとりの興味や購買履歴に基づいた、きめ細やかなアプローチが主流になります 。


「それならWebやデジタルの話だろう」と思われるかもしれません。しかし、ここにこそ印刷物の新たな価値が生まれます。

本セミナーでは、印刷物とデータを活用したパーソナライズド・マーケティングの豊富な成功事例を紹介します。

  • P&G社: 顧客の家族構成や過去の購入製品に合わせ、サンプルの内容やメッセージを変えたダイレクトメールで、レスポンス率を3倍に向上させました 。


  • Xerox社: 可変データ印刷(VDP)技術を駆使し、顧客ごとに最適化されたDMでフォード社の売上を35%以上増加させるなど、数々の企業のマーケティングを成功に導きました 。


  • Harmony Music Festival: 参加者一人ひとりの好きなアーティストをメインにデザインした「自分だけのフェスポスター」を提供。これがSNSで爆発的にシェアされ、チケット販売数やブランド認知度を大幅に向上させました 。


これらの事例は、デジタル印刷技術とAIを組み合わせることで、印刷物が「伝える」だけでなく「心を動かし、行動を促す」強力なメディアへと進化できることを示しています 。



未来を創るために、今、何をすべきか


AIという強力なツールを最大限に活用するためには、会社自身も進化していく必要があります 。セミナーの最後では、これからの印刷会社に求められるスキルセット(データ分析、マーケティング戦略、可変データデザインなど)を具体的に提示します 。


そして、それらのスキルをいかにして獲得していくか、社内トレーニング、専門チームの結成、外部パートナーとの協業といった具体的なステップについても解説します 。


2025年は、まさに「AIのビジネス活用元年」です 。この大きな変革の波に乗り遅れることなく、AIを味方につけて事業の新たな可能性を切り拓く。そのための具体的なヒントと勇気を、このセミナーでぜひ掴んでください。


皆様の「SOPTECとうほく2025」ご来場を、心よりお待ちしております。

Comments


(C) 株式会社マーケティングサイエンスラボ

(C) MSL,2020-2025

bottom of page