【続編】AIクリエイティビティがさらに進化!「Nano Banana 2」の新機能と実践プロンプト完全ガイド
- 本間 充/マーケティングサイエンスラボ所長

- 3月26日
- 読了時間: 5分
前回の記事「AIクリエイティビティの最前線!Google Nano Bananaで劇的に変わる画像生成プロンプト完全攻略ガイド」では、AIに意図を伝えるための「プロンプトの黄金律」と、画風やカメラワークによる表現の劇的な変化をご紹介しました。
しかし、AIの進化は止まりません。ついに、待望のバージョンアップ版である「Nano Banana 2」が登場しました!
「SNSのバナー用に、もっと横長の画像が欲しい」
「印刷に耐えうる高精細なデータを作りたい」
「手持ちの画像をゴッホ風に仕上げたい」……。
今回のNano Banana 2は、そんなビジネス現場のリアルな要望に応える強力な機能強化が施されています。
本記事では、Nano Banana 2の目玉となる3つの新機能と、そのままコピーして使える実践的なプロンプトのサンプルを大公開します!
1. 自由自在なサイズ指定!「アスペクト比の拡張」機能
従来の画像生成では、「イメージ通りの画像ができたけれど、サイズが合わなくて使えない」という悲劇がよく起きていました。
Nano Banana 2では、ピクセル数を直接指定するのではなく、「比率(アスペクト比)」で指示を出すのが正解です。16:9や4:3といった定番サイズはもちろん、10:4のような変則的なパノラマサイズにも対応可能です。
元の画像をベースに、足りない背景をAIが自然に「描き足して」くれます。
【実践プロンプト例】
① 正方形から超ワイドな「10:4」への拡張(Webサイトのヘッダー向け)
この画像をサンプルの画像として使ってみます。
[アップロード画像]:草原に座る柴犬の正方形写真

「この画像を10:4の横長サイズに拡張して。犬の周りに満開のひまわり畑を広げ、背景には真っ青な夏の空と入道雲を描き足して。」(解説:被写体を中心に、左右の空間をAIが自然に生成し、指定した比率のワイド画像に仕上げます。)

スマホ特化の「9:16」縦長サイズへの変更(Instagramリール・TikTok向け)
[アップロード画像]:オフィスのデスクの写真(横長)

「この画像を9:16の縦長サイズ(スマートフォン向け)に拡張して。デスクの上部にはスタイリッシュなペンダントライトを描き足し、下部には観葉植物を配置して。」
2. 用途に合わせて選べる「解像度ティア」
「画像を大きく引き伸ばすと、どうしてもぼやけてしまう」という悩みを解決するのが、新たに導入された「解像度ティア」の概念です。
Nano Banana 2では、1K(Web・SNS用)、2K(ブログ・資料用)、4K(印刷・ポスター用)といった解像度レベルをプロンプトで指定できます。
単にピクセルを引き伸ばすのではなく、AIがディテール(細部の質感)を新たに補完しながら高精細化(アップスケール)してくれるのが最大の強みです。
【実践プロンプト例】
③ 4Kレベルの超高精細イメージの生成(印刷・ポスター向け)
「近未来の東京の夜景。空飛ぶ車が行き交い、ネオンが輝いている。全体を4K解像度レベルまで高精細化して。ビルの窓一つ一つや、濡れた路面の反射まで、映画のポスターのように極めて詳細に(8k highly detailed)描いて。16:9のwide screen。」
④ 既存画像の高解像度化+拡張の「合わせ技」
[アップロード画像]:自社商品のスナップ写真

「この画像を16:9の横長サイズに拡張し、背景を高級感のある大理石のテーブルに変更して。さらに、広告印刷用に全体を4K解像度レベルまで高精細化して、商品の質感を際立たせて。」
3. 複数画像を組み合わせる魔法「Multi-Image-to-Image」
Nano Banana 2の最も革命的な機能が、複数の画像を読み込ませて合成したり、一方の「スタイル(画風)」をもう一方に転写したりする「Multi-Image-to-Image」です。 これにより、ゼロからの生成だけでなく、既存の資産を活かした高度な「編集・合成」が可能になりました。
【実践プロンプト例】
⑤ スタイル(画風)の転写
[画像A]:自社オフィスの外観写真
[画像B]:ゴッホの『星月夜』の画像


「画像Aのオフィスの風景をベースに、画像Bの油絵のタッチと色彩(スタイル)を適用して、1枚のアート作品に仕上げて。」(解説:見慣れた自社の風景が一瞬で名画風に!プレゼンのアイキャッチなどに最適です。)

⑥ 要素の合成とアイデアの視覚化
[画像A]:シンプルな白いコーヒーカップの写真
[画像B]:ハワイの美しいビーチの写真


「画像Aのコーヒーカップに、画像Bのハワイのビーチの風景をシームレスに合成して。カップの表面に波が打ち寄せているような、シュールレアリスム風の広告ビジュアルを作成して。」
結びに:Nano Banana 2で「ビジュアルディレクター」になろう
これまでの画像生成AIが「画家に絵を依頼する」ようなものだったとすれば、Nano Banana 2は「熟練のレタッチャーや合成職人をアシスタントにつける」ような体験です。
アスペクト比をコントロールし、解像度を自在に操り、複数の画像を掛け合わせる。今回ご紹介したプロンプトのサンプルをベースに、一部のキーワードを自社の商材やシチュエーションに書き換えるだけで、プロ顔負けのクリエイティブが完成します。
前回の記事から一歩進んだこの「編集・合成」のスキルは、必ずあなたのビジネスの強力な武器となるはずです。さあ、あなたも今すぐNano Banana 2で、新しい視覚体験を始めてみませんか?
次なる一歩として
「こういうバナー素材を作りたいのだけど、プロンプトがわからない…」
「自社のキャラクターを別の画風にしたい」
といったご相談があれば、ぜひコメント欄やお問い合わせからお知らせください。あなたの専属プロンプトエンジニアとしてサポートいたします!




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