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【完全攻略】Gemini「Lyria3」のプロンプト術!思い通りの音楽を作る表現まとめ

こんにちは、本間 充です。日々の業務やクリエイティブな活動において、動画のBGMやオリジナル楽曲が必要になる場面はありませんか?


今回は、GoogleのAI「Gemini」に搭載されている最新の音楽生成モデル「Lyria 3(リリア・スリー)」に焦点を当て、思い通りの音楽を作るためのプロンプト(指示文)の書き方を丁寧に解説します。


動画制作やプレゼン資料、あるいはSNSの発信において、音楽はコンテンツの質を大きく左右する重要な要素です。Lyria3を使いこなして、ワンランク上のコンテンツを目指しましょう!


はじめに:話題のAI音楽生成「Lyria3」とは?

Lyria3」は、Googleの先進的なAIテクノロジーによって生み出された、高品質な音楽生成モデルです。テキストで「こんな曲を作って」と指示するだけで、プロ顔負けの楽曲を瞬時に生成してくれます。

Lyria3
Lyria3

これまでの音楽生成AIと比較しても、Lyria3は音質のクリアさ、楽器の表現力、そしてボーカルの自然さが圧倒的に向上しています。著作権フリーのBGMを探す手間が省けるだけでなく、完全にオリジナルの楽曲を手軽に手に入れることができる画期的なツールです。


しかし、この強力な機能を最大限に引き出すためには、「どのように指示を出すか」というプロンプトのテクニックが不可欠です。社会人として忙しい日々の中で、効率よく理想の音楽を生成するスキルを身につけましょう。



Lyria3で理想の曲を作るコツ:プロンプトは英語がおすすめ


Lyria3は日本語の指示でも機能しますが、より精度の高い楽曲を生成するためには「英語」でのプロンプト入力が推奨されます。なぜなら、AIの学習データは英語が中心であり、音楽のジャンルや専門用語も英語の方が正確に伝わりやすいからです。


英語が苦手な方でも心配はいりません。本記事では、コピー&ペーストでそのまま使える代表的な英語表現をカテゴリ別にまとめました。


これらをパズルのように組み合わせるだけで、誰でも簡単にプロクオリティのプロンプトを作成できるようになります。それでは、具体的な表現を見ていきましょう。


Geminiの音楽生成機能Lyria3を使いこなそう
Geminiの音楽生成機能Lyria3を使いこなそう

Lyria3プロンプト大全:代表的な英語表現


ここからは、Lyria3に指示を出す際に欠かせない5つのカテゴリに分けて、便利な英語表現を紹介します。ご自身の用途に合わせて組み合わせてみてください。


1. 歌詞なし・ボーカル指定


動画のBGMとして使いたいのか、それとも歌声を入れたいのかによって、ボーカルの有無を指定することは非常に重要です。用途に応じた最適なワードを選びましょう。


歌詞なし(インスト) プレゼンや作業用BGMなど、歌声が不要な場合は「Instrumental」「No vocals」「No lyrics」といったワードを使用します。これにより、楽器のみで構成された楽曲が生成され、話し言葉の邪魔になりません。


女性ボーカル / 男性ボーカル 歌声を入れたい場合は、性別を指定することでイメージに近づけることができます。「Female vocals」「Male vocals」とシンプルに指示しましょう。商品PR動画などでターゲット層に合わせた声質を選ぶ際に有効です。


ボーカルのみ(アカペラ) 伴奏なしで歌声だけが欲しい特殊なケースでは、「Acapella」や「Vocals only」という表現が使えます。後から別のBGMとミックスしたい場合などに重宝します。


2. ループ(Loop)などの曲構成


YouTube動画やゲームのBGM、さらには長時間のイベント用音楽など、長時間音楽を流し続けたい場合には、曲の構成やループに関する指定が役立ちます。


ループできる(シームレス) 途切れずに永遠とループ再生できる曲を作りたい場合は、「Seamless loop」や「Loopable track」という表現を必ず入れましょう。これにより、動画の長さに合わせてBGMを不自然さなくループさせやすくなります。


徐々に盛り上がる 曲の展開を指定することも可能です。始まりは静かでサビに向かって盛り上がっていく曲調にしたい場合は、「Building up」や「Crescendo」を使います。ストーリー性のある動画のクライマックスに最適です。


フェードアウトで終わる 動画のエンディングなどで、音楽を徐々に小さくして終わらせたい場合は、「Fade out ending」と指定すると、余韻を残した自然な終わり方の楽曲になります。


3. ジャンル・スタイル


楽曲のベースとなるジャンルを指定することで、Lyria3は方向性を瞬時に理解します。目的の動画やコンテンツの雰囲気に合ったジャンルを選びましょう。


ラテン系 陽気でリズミカルな雰囲気を演出したい場合は、「Latin pop」「Bossa Nova」「Reggaeton」などがおすすめです。夏のイベント告知や、軽快なVlog動画、カフェ風の空間作りにぴったりです。


その他定番ジャンル クラブミュージックのようなノリの良さが欲しいなら「EDM」、集中力を高める作業用BGMとして人気の「Lo-Fi Hip Hop」、壮大で感動的な映像には「Cinematic(映画音楽風)」が適しています。


また、レトロゲームのようなピコピコ音なら「8-bit(ファミコン風)」、温かみのあるアンプラグドな音色なら「Acoustic」と指定しましょう。ジャンルは楽曲の骨格となるため、明確に伝えることが重要です。




"Lyria3で思い通りの音楽を作成するためにジャンルやムード、テンポなどの英語プロンプトを組み合わせよう
"Lyria3で思い通りの音楽を作成するためにジャンルやムード、テンポなどの英語プロンプトを組み合わせよう

4. ムード・感情


ジャンルに加えて、曲から受ける「感情」や「雰囲気」を指定することで、より細かいニュアンスをAIに伝えることができます。視聴者にどんな感情を抱いてほしいかを意識して選びます。


明るい・元気 ポジティブで前向きな印象を与えたい場合は、「Upbeat」「Uplifting」「Happy」といったワードを使います。企業のPR動画や、元気なキャラクターの登場シーン、新サービスの紹介動画などに最適です。


落ち着いた・リラックス 心を落ち着かせるような、穏やかなBGMが必要な場合は、「Chill」「Relaxing」「Calm」が有効です。ヨガや瞑想の動画、あるいは夜のリラックスタイム向けのコンテンツによく合います。


エモーショナル 感情を揺さぶるようなドラマチックな展開には、「Emotional」や「Dramatic」を。また、どこか懐かしさを感じるような切ない雰囲気を出したい時は、「Nostalgic(ノスタルジック・懐かしい)」という表現が非常に効果的です。


5. テンポ


最後に、曲のスピード(テンポ)を指定して仕上げます。テンポは動画のカット割りや、視聴者の感情の起伏をコントロールする重要な要素です。


速い / 遅い シンプルに指定する場合は「Fast tempo」または「Slow tempo」と記述します。これだけでも、AIは適切なスピード感で楽曲を生成してくれます。


BPM指定 より厳密にテンポをコントロールしたい場合は、具体的な数値を入力するのが確実です。例えば「120 BPM」と指定すると、歩くペースより少し速い、標準的なポップスのテンポになります。


動画のトランジション(場面転換)に合わせてビートを刻みたい動画クリエイターの方や、プレゼンのスライド切り替えのテンポに合わせたい方には、このBPM指定が特におすすめです。


応用編:プロンプトを組み合わせて実践してみよう

これまで紹介した要素を組み合わせて、実際にLyria3に入力するプロンプトを作成してみましょう。カンマ(,)で区切ってキーワードを並べるだけで、立派なプロンプトが完成します。


【プロンプト例1:おしゃれな作業用BGM】

「Lo-Fi Hip Hop, Instrumental, Chill, Relaxing, 80 BPM, Seamless loop」

解説:ボーカルなしのローファイ・ヒップホップ。リラックスできる雰囲気でテンポは遅め。ループ再生に対応しているため、長時間の作業用BGMに最適です。


【プロンプト例2:企業VP向けの壮大な音楽】

「Cinematic, Instrumental, Building up, Uplifting, Epic, Fast tempo」

解説:映画音楽風のインストゥルメンタル。徐々に盛り上がり、ポジティブで壮大な雰囲気。テンポは速めで、企業のビジョンを伝える映像にマッチします。


【プロンプト例3:ノスタルジックな女性ボーカルポップス】

「Acoustic pop, Female vocals, Nostalgic, Emotional, Fade out ending」

解説:アコースティックなポップスで女性ボーカル入り。懐かしくエモーショナルな雰囲気で、最後はフェードアウトで終わるため、Vlogのエンディングにぴったりです。


このように、用途に合わせて単語をパズルのように組み合わせることで、あなたの想像通りの楽曲が次々と生まれていきます。


まとめ:Lyria3でクリエイティブを加速させよう


今回は、Geminiの最新音楽生成AI「Lyria3」を使いこなすためのプロンプトの書き方と、便利な英語表現について解説しました。


歌詞やボーカルの有無、曲の構成、ジャンル、ムード、そしてテンポ。これら5つの要素を意識して英語で指示を出すことで、Lyria3のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。


社会人の皆様にとって、著作権を気にせず高品質なオリジナル楽曲を用意できることは、ビジネスやプライベートの活動において大きな武器となるはずです。ぜひ本記事をブックマークして、日々のコンテンツ制作にお役立てください。


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